★名入れギフト綿の実工房≪南雲 伊予一刀彫り木彫 雛人形・五月人形とは★ |
南雲 伊予一刀彫り木彫 雛人形・五月人形とは |
●南雲工房のご紹介 |
南雲工房では、日本の四季をテーマに作品を制作しております。 「干支・お正月飾り」「雛人形」「五月人形」「お月見うさぎ」と、 日本の五節句をモチーフに作品群を構成しています。 作品は熟練された職人たちの手により、全て手作業で制作します。 使用する木材は木目も、柔らかで美しい香り高いヒバ材を使用しています。 南雲工房の作品は、平成十六年には干支飾りの「三番叟」が全国年賀切手の図案にも採用されました。 「掌の温もり溢れる木彫人形」として、全国の多くのファンの皆様に支持されています。 瀬戸内の穏やかな気候をイメージさせる、淡い色調仕上げが特徴の小さな木彫人形は、 ご結婚、ご出産、新築祝いにその他のギフトとしてお喜びいただいております。 コンパクトなサイズの作品は、和室には勿論、洋間にもマッチし、 天然木の香りが「柔らかな時間」を運んできてくれます。 |
●「伊予一刀彫の由来」 |
一刀彫とは物の形を無駄なラインを除いていき、シンプルに表現していく木彫り技法の一つです。 一刀彫の「一刀」は一本の刀ではなく、「簡潔」な形を意味します。 大正五年初代南雲(西川譲)は松山市道後に生まれ、十三歳の時より仏師(仏像の彫刻家)を志し、 仏像彫刻の傍ら木彫の伝統的技法「一刀彫」の手法を用いた木彫人形の創作に取り組んできました。 これが「伊予一刀彫」の始まりです。 この技法により制作された作品はシンプルさと、 彫刻刀の切れ味がダイレクトに伝わる味わい深いものとなります。 その後、その技は二代目南雲(西川隆一)へ引き継がれます。 昭和四十一年高等学校卒業と同時に初代南雲に師事。 平成元年南雲を襲名。 「日本の四季と木彫人形」をテーマに、先代の意を継承しつつ独自の制作活動を続けています。 現在愛媛県松山市(旧伊予の国)の南雲工房では、洗練されたラインで構成されて彫刻に、 繊細で優しい彩色を施した緻密さと大胆さを兼ね備えた新しい感覚の作品を制作しています。 現代の生活空間に調和した、シンプルかつコンパクトな季節のワンポイントアクセントとして 掌のステージの物語を創り続けています。 |
●「南雲人形が出来るまで」 |
「木取り」:木材の幅、厚みを木工機械を使用して揃えます。人形の外角線を取っていきます。 「彫 り」:荒彫り、細部仕上げの二段階の作業を十数種類におよぶ小刀、ノミを使用して丁寧に 彫り上げます。雛人形等は彫り上がった後顔の部分を柔らかな曲面に研磨します。 「彩 色」:彩色の作業も下地塗、細部仕上げの二段階に分け細部まで丁寧に彩色していきます。 最後に瞳を入れて南雲の木彫人形が誕生します。 |
●「二代目 南雲(西川隆一)略歴」 |
一九四八年:愛媛県松山市に生まれる 一九六六年:愛媛県立松山南高等学校デザイン科卒業 初代南雲に師事 一九七五年:全国観光土産品審査会「日本交通社社長賞」受賞 一九七九年:「日本の四季と木彫人形」をテーマに創作人形の製作開始 日本民芸品公募「最優秀賞受賞」 一九九九年:えひめ暮らしの工芸品コンクール「技術賞」受賞 二〇〇四年:全国年賀切手図案に干支飾り「三番叟」採用 二〇〇六年:日本民芸公募展「優秀賞」受賞 干支飾り「飛躍」 二〇〇八年:日本民芸公募展「優秀賞」受賞 干支飾り「横綱」 二〇〇八年:松山ブランド新製品コンテストNEXTONE「奨励賞」受賞 雛人形「春舞台」 二〇〇九年:日本民芸公募展「日本放送協会会長賞」受賞 雛人形「花 大」 二〇一〇年:日本民芸公募展「日本商工会議所会頭賞」受賞 雛人形「さくら雛十人飾り」 二〇一一年:二一世紀えひめの伝統工芸大賞 第一席「準大賞」受賞 雛人形「さくら雛一五人飾り」 二〇一一年:日本民芸公募展「優秀賞」受賞 五月人形「皐月 桜華」 二〇一二年:日本民芸公募展「優秀賞」受賞 干支 巳「福運」 二〇一三年:二一世紀えひめの伝統工芸大賞 「あいテレビ社長賞」受賞 「月夜の楽団」 二〇一六年:全国年賀切手図案に干支飾り「十二支 酉」採用 二一世紀えひめの伝統工芸大賞 「優秀賞」受賞 「移いの風」 「日本の四季と木彫人形」をテーマに作品を制作しつつ現在に至る。 |
●一刀彫り人形の取り扱い |
このたびは、南雲雛人形をご購入いただき誠にありがとうございます。 当工房のお人形は大変デリケートな物で 特に純白で仕上げさせていただいております顔の部分は 汚れやすくなっておりますのでご注意ください。 これは、天然木の木肌を活かすため、また、木の香りもお楽しみいただくために、 上薬等の処理を施していないためです。ご了承ください。 桐箱等のひずみやお人形の色あせなどを防ぐため エアコンの風が直接当たるような場所・窓際など直射日光が当たる場所は 避けてお楽しみいただきたく思います。 水性顔料を使用しておりますので濡れた手、もしくは汚れた手で触れることの無いよう 気をつけていただけると幸いです。 人形を濡れタオルで拭いたりしませんようお願いいたします。 収納の際は「はたき」等で埃を軽く落としていただき 極端に湿度の高い場所、また、極端に乾燥した場所への収納はご遠慮ください。 もし、修理の必要が発生した場合はお気軽にお問い合わせください。 |
●「ヒバの三大効果」 南雲工房作品にはヒバ材を使用しております。ヒバは木目も緻密で美しく彫刻にも非常に適した素材です。 |
【ヒバとは?】 ヒバは、ヒノキ科に属し、ヒノキオールという成分を含んだ、腐食やシロアリに大変強い木です。 木肌が美しく、和室の化粧柱やドア、窓の枠材、さらに室内の壁に貼って木の感触を味わう羽目板、 建具の材料、輪島塗の木地、青森の曲げわっぱ などに使われています。 |
【ヒバには以下のような効用があります】 「精神安定効果」 森林浴で知られるように、森の中を散策するととても気持ちが落ち着いてきます。 同様にヒバ油には、日常生活の中で発生するストレスを緩和する働きがあります。 「消臭・脱臭効果」 ヒバ油のもっている抗菌性は、雑菌を繁殖させないことの他に、 雑菌から出る悪臭を防ぐ効果を発揮します。 「防虫効果」 ヒノキオール・シャメールBという他の樹種には無い成分を持っています。 この成分にはシロアリやダニ・ゴキブリなどの害虫を寄せ付けない力を持っているほか、 湿気や腐食に強いという優れた特徴を持っています。 |
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一刀彫り木彫り人形【南雲 作】 | |||||||
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